色々と。ネタ帳だったり日記だったり。
三冠
評価:
米澤 穂信
新潮社
¥ 1,728
(2014-03-20)

以前、覚書しといた米澤さんの『満願』が、2014年のこのミス第1位に選ばれたんですね。年間ランキングで三冠獲得、おめでとうございます。最近は「氷菓」で有名かと思いますが、私は「儚い羊たちの祝宴」や「満願」の系列の方が好きです。「満願」は確か後味悪いというかバッドエンディング要素が強かったような気がしますが、読み応えのある短編集でお勧めです。

週末の天気予報を見て絶望した家主は、もう家で本を読むとかして過ごそうと、そっと積み本の一冊を手に取った。字余り。
車、また雪見大福になるのか…。

 
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繋がった
2001年9月11日…アメリカ同時多発テロ

2001年10月26日…ジョージ・W・ブッシュ大統領が愛国法に署名

… …権利章典の侵犯が加速し始めたのは、2001年10月26日に大統領がアメリカ愛国法に署名したときからだ。ジョン・アシュクロフト司法長官が、とにかく急がねばならないと主張したため、議会はこの法案を三百五十六対六十六で可決した。しかしこの三百四十二ページにもわたる文章を事前に読み通せたものはほとんどいなかった。あとになって数人の議員が、この新法には一部憲法に違反する箇所があるのではないかと口にしたものの、選挙前という事情もあり、彼らは敵対勢力から「愛国心がない」と攻撃されるのを嫌った。… …下院議員の一人の言葉「何を気にする必要がある?たかが憲法じゃないか」

…愛国法は、政府による電子的監視ーインターネット上でもそれ以外でもーの範囲を大幅に拡大し、また多くの場合で司法審査を規制するものだ … …秘密の外国情報活動監視裁判所の令状があれば、FBIが図書館や書店へ出向き、たとえテロとの関連がほんのわずか疑われるだけの人物でも、その当人が借り出した、あるいは買った本のリストを入手できる。しかもこれらの捜査が許可される基準は、修正第4条の「相当な理由」よりもはるかに低い。

…9・11以降しばらくのあいだ、世論調査などの結果によると、敵のテロリストたちがアメリカ国内での活動を計画しているという現実的な見込みから、国民の大多数が市民的自由の制限もやむをえないと感じ、安全保障のためには進んで自ら自由を犠牲にしようと考えていた。…フェデラリスト・ペーパーズに掲載された警鐘「立法、行政、司法のあらゆる権力が同一者の手に握られることは、それが独りであろうと数名であろうと多数であろうと、まさしく専制政治の定義だと名言できるのではないだろうか」
…最初の数ヶ月間は、かつて主要な憲法起草者の発したこの警告がアメリカ市民を不安にさせることはなかった… … しかしブッシュ・アクロフトが憲法による法の支配に加えようとする修正は、移民のみならず市民にも適用されるもので、そのことに多くのアメリカ人が気付くと、全国各地で抵抗の動きが起こりはじめた。

…サーグッド・マーシャル判事の多数派に対する反対意見「歴史の教えるところでは、自由へのゆゆしい脅威はしばしば、憲法上の権利を保持するのはぜいたくだと考えられるような、いわゆる非常時に生じる。第二次世界大戦中の強制収容所をめぐる事件、マッカーシーと赤刈りの時代の内部崩壊は、その最も極端な記憶にすぎない。基本的な自由が、緊急事態―現実のものであれ、想像上のものであれーの名において犠牲になるのを黙認すれば、私たちはかならず後悔することになる」

… …  マーティン・エスパーダ(マサチューセッツ大学教授)の発言
「つまるところ、オサマ・ビン・ラディンが私たちの市民的自由を制限できるわけではない。それができるのは私たち自身だけです。アルカイダは私たちの自由を奪うことはできない。唯一それができるのは私たちです……この国の本質的な性格が変化するとすれば、それはひとえに、私たちがその変化を許すかどうかにかかっているのです」

2002年12月20日付「ニューヨークタイムズ」
『ブッシュ政権は、インターネットの幅広い傍受、そしてゆくゆくはインターネットを通じての利用者の監視も可能にする集中的なシステムの構築を目指し、インターネット・サービスの各プロバイダに対して協力を求める計画を立てている」

<引用終>「消えゆく自由」冒頭より ナット・ヘンフト著

特定秘密保護法可決を受けて安倍総理の発言>>「国民の生命、財産を守るには一刻も早く制定することが必要だった」(同法について)「格段に(秘密保全の在り方の)透明性もルールも明確になる」「今回の法律で、今ある秘密の範囲が広がることはなく、一般の人が巻き込まれることはない」

アメリカ人有識者が特定秘密保護法を批判>>「民主国家では今世紀最悪」


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米国の識者が批判した理由までが見えてくるのは非常に面白い。
模倣の愚考。知っててやってるなら確信犯。知らないなら間抜けということだ。
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スノーホワイト
 
 連休は本読んでDVDみて甘いもの食べて(希望)

 「白雪姫には死んでもらう」
 「深い疵」
 /ネレ・ノイハウス著

 白雪〜の方を読んでます。映像化向けのような気がする、頭の中で絵にしやすいです。アメリカンドラマの警官物にありそう。

 「64」とか「罪悪」「コリーニ事件」とか巷で有名な「永遠の0」とか、読みたくて読みかけとか読んでないとかあり過ぎて、切実に一日三十時間欲しいです。家に帰るとすでに眠いだとー。おまけに眠りながら打ってた文字の内容が所々文章おかしくて哀しい、いや、これは昔からか…。あぁ、あと、バンパイアの馬鹿王子も肉体泥棒のとこで止まっている。奴はなんだかあれで幸せそうだから放っておこう、それがいい。

 進撃と打って新劇が先に変換でた。「新劇の巨人」→なにそれ読みたい。
 アニメと漫画の情報提供していただきまして、ありがとうございました!原作は己の許容範囲が試されるみたいですね。アニメのOPは格好いいと思います。ぐるぐる切りのとことか。
 アルミン→予測済みなのだよの友人達は、私をよく理解していらっしゃる…。

 なんだか、今日は暑い。台風のせいだろか。
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気になる木〜〜
 
 進撃の巨人のアニメ1話がギャオで無料配信だったので見てみた。
 あ、面白い。
 漫画気になってたから買おうかなぁ、どうしようかなぁ。絵が…というレビューがあったけど、絵はシナリオの次ぐらいに思ってるのでノープロブレム。むしろこの話だと多少がさつな線の方がいいような気がする。それよりアニメ一話目にしてすでに鬱展開なのに、11巻まで耐えられるかの方が不安だ。

 アルミン強くなれーアルミンー。


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どうしたものか
 
 まだまだ仕事が増えそうです。
 このままでは無理ですと、言ってる傍から増えるってどういう…。

 お盆はあまり出かけず、近場で用事をこなしました。映画とか美術館とか、ちまちまめぐるのも最近はやっとやっとの有様。
 あ、そういえば、来年、USJにハリーポッター村?町?よく知らないですが、上陸するらしいですね。映画は最終回しか見に行ってないのでお話詳しくないですが、イギリス風の町並みがあるんだったらちょっと見てみたい…いやただ純粋に遊びにいきたひ…( ´Д`)
 家主は昔の少女漫画みたいなロンハーが好きです。ハリーは…何故途中と最後で隣にいる女の子が違うのか説明を求む。

 本は、改憲の真面目なお話と、小島正樹の「龍の寺の晒し首」と、今邑彩の「金雀枝(えにしだ)荘の殺人」を読みました。龍の寺〜は、これでもかというひっくり返しっぷりが二転三転四転と、やたらサービス精神旺盛です。金雀枝〜は、昔懐かしい香りのする古典的手法が肌に馴染みました。べあとりーちぇが出てきます、と言うと、なんか他の何かが思い出されます。他の本も読みたいと思ったのですが、亡くなられていたのですね…。沢山出版されているので、知らず知らず、読んだ本があるかもしれません。
 次はシーラッハの「コリーニ事件」、眠い目を擦って読みたいと思います。

 しかし暑すぎて寝れない…。

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ハーメルンのバイオリン弾き
まさかパブーで続編を読めるなんて感動した。
ガンガンが一番少年漫画っぽかった時代です。ギャグセンスが変わらず秀逸で嬉しいwwwリュート兄さああああん!!!


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計画的ラノベ
 
 『404 Not Found』 …法条 遥

 という本を読んだんですね。
 
 作家を志していて、ストーリー展開をもっと面白くしたい、とか、そんなところに興味を持っている方は読んでみて損はないと思います。だがしかし、後味は最高に悪いけどな。

 
実際、感想がここまでまとまらなさそうなのも珍しい。
 
ネタバレ回避がしごく面倒な作業になりそうな内容なので折りたたみます。↓

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ただいまー
 復帰しました。

二週間ぐらいですかね。携帯も殆ど触らないので、落ちてる間は本をひたすら読むぐらいしかしてなかったです…。

→「私と踊って」恩田陸
ピナバウシュをモチーフにした短編集。恩田陸の作品は好きなほうなのですが、シナリオやカメラワーク的な書き方が多く、私は途中で休み休み読んでます。舞台を意識してるからかな。主語のないところからじわり絵が浮かび上がってくるようで、学ぶところがあります。ピナバウシュはものっすごく有名なダンサーらしい。そういえばこの前見てたDVDの映画予告で、ひたすら踊ってる映画があった。あれもピナバウシュに捧げると言っていた気がする。バレエは一度も観たことないけど、二度ほど見に行ったお芝居は面白かった。いいですね、舞台って。

→「肉体泥棒の罠」
ヴァンパイア・クロニクルの4作目です。カヴンがあっという間になくなっていた。…まぁ、お前ら一緒にずっとやってくなんて無理だと思ってたさ…。あぁ、分かってたさ。ガブリエル母さんでさえ、息子(レスタト)置いてけぼりで万年放浪生活してたもんな。ルイは朽ちかけたあばら屋でひっそり一人生活にお戻りあそばした。でもレスタトはやっぱり頻繁に会いに行く。そしてやっぱり無茶して泣く羽目に陥る。そんな、やんちゃ王子レスタトは「私はこいつが嫌いだ!」と、血を吸う人間をえり好みしていた。好き嫌いは駄目。

→「マスカレード・ホテル」東野圭吾
一週間で読まなくちゃいけないんだ。

→「笑うハーレキン」道尾秀介
これはいい道尾!!一ページ目にして、頭に浮かんだ絵が浦沢直樹。ケンジだろ、これ。「カラスの親指」に近いものを感じるけど、カラスより良いと思う。「ひまわりの咲かない夏」よりも、こっちを先に読んだほうが精神衛生上色々良いと思われます。

長編の続きもぽちぽち打ってました。きりがいいところ、と思いながら、きりのいいところを掴めていません。もう少しで前の更新から一年経つぞい自分…。
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黙々と読書
PCですが、復旧までにどうやら長引きそうな感じです。
ブログはアプリ投稿出来ますが、サイト様を巡ることが叶わず寂しいです。

ネット落ちしている間、本をがんがん読んでます。

→「呪われし者の女王」上下
 やっと読み終えました。レスタトが下の三分の一を過ぎても泣いていた。女王様から凄い力を授けられたのにも関わらず、最後に戻ったのはやっぱりルイのところだったという。一目惚れは伊達じゃなかった。ルイがレスタトを連れて自分の墓を見に行ったところはちょっと泣けた。カヴンの誰よりも人間らしいルイは、自分がもう人間とは完璧に別の存在であることを、そうやって認めたんだろう。
 映画の方は延々とルイの愚痴日記ですが、小説は砂吐くほどの両思いです。笑ったり不安がったり、ルイに関してはことのほか人間地味た感情を寄せるレスタト。片割れと一緒ならこの先何百年だろうと幸せにやっていけるでしょう。大 団 円。
 すべからく美形揃いのカヴンか結成?され、アルマンもマリウスが戻ってきて幸せそうだし、もうおまいら可愛いからそれでいいんじゃないか。
 残るはあと二部となりましたが、次はレスタトが人間の体を手に入れるという話で、最終のが、天国と地獄を巡るというファウスト仕立てな壮大なストーリーらしい。登場人物欄に最後までルイの名前があって安心した。

 →「原発をやめる100の理由 エコ電力で起業したドイツ・シェーナウ村と私たち」
 チェルノブイリ原発事故後に、自然エネルギー電力会社を立ち上げた小さな村、今ではドイツ全土で13万戸の顧客を抱えるまでに至った経緯について。
 原発をやめるという事は、夢の話をしているのではない。それはとても現実的な話だと思う。しかしあまりに自分達の生活に直結しているが故に、色々な理由付をして回避したいのだろう。とりわけグレーゾーンを好む日本人には。
 戦時中を思い出すからやめてくれと、自衛隊かなんだかが迷彩服をきて出勤することに不安がるクレームが出たらしい。でも軍備拡大して自国を守ると言うことは、戦争を含めたことではないのですか。服のひとつでこの反応ならば、死者を出すような事態はおろか、そんな覚悟は持ち合わせてもいない。
 くしくもタイトルだけで借りてきたこの本には、小出さんのインタビュー記事が収められていた。彼は、原発を止めるために原発を専門にしている。原発を推進する人達は、その理由の大きな一つ、「経済的な」ということを声高にあげるが、それを簑にして負ぶっている限り、日本は犠牲を払い続けるだろう。そしてその犠牲を払うのは、政府や電力会社などではなく、それらを許した私たちだ。放射能がまき散らされた空気を吸い、家を失い土地を失う現実が実生活として及んで、初めて自分のこととして受け止めることになる。
 原発事故から二年になるが、被災者への救援の実行不足が指摘された。政府が居住を認めている−私には見放したとしか思えない−高放射能レベル汚染地区で、現実には子供たちが避難させられず、暮らしを余儀なくされている。
 でも、だって、を繰り返す、建てれば建てるだけ金が入り、絶対に損をしない構造の中にいる人間を信用しない。原子力安全委員会は、電力会社に勧告するだけで実行力をもたない。そんな意味不明の組織を黙認している政府の言うことには、免罪符のように「経済が」と。
 
だから、未来ある話をするために本を読む。自らに理由付を許さず、先を拓こうとする人達の。
 耳をふさいで、醒めたくない夢に微睡んでいるのはどっちだろう。
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右を向いても左を向いても

 美形しかいないんだ。

 レスタトが情けないんだがどうしたらいいだろうか。「呪われし者の女王」じゃ、女王様にびびって出てくるごとに泣いてるよ!でも女王様が怖すぎて刃向かえないよ!あれだけドヤ顔のロックンローラーだったのにww


  
レスタト
・俺様・我が侭・笑い上戸なお茶目さん・ルックスは完璧・なのに阿呆の子
ぶっちゃけルイがいれば永劫生きてゆける。「ルイがいない世界なんて土に潜った方がマシ」を素で実践した実話。ガブリエル母さんと方向性の違いで袂を分かち、その後はルイとクロウディアの三人で仲良くやれた何十年かも束の間(曰く仲間内じゃ長いほう)、首をかっきられるわ、燃やされるわ、ルイに愛想を尽かされるわ、散々な目に遭う事に。さすがに「見た目で選んだ」と言われただけあり、容姿だけは完璧なレスタト様。容姿のおかげで命拾い←?したと言っても過言ではない、マジで。しかしやることなすこと豪胆な割に後悔するのも早い。よく泣きよく命乞いする。ある意味とても人間らしい。

 
ルイ
・優雅・紳士・緑の眼・苦労性(主にレスタトのせい)・ふつくしい…
ニューオリンズの若き農主。レスタトが「恋に落ちた(原文のまま)」と回想本に残すほどの気に入られようです。レスタト様の一目惚れだったらしい。ガブリエル母さんは自分に似て趣味が良いと内心思ったに違いない。
ヴァンパイアにされてから後はレスタトのやんちゃに振り回され、段々と遠い目になっていく。ヴァンパイアとしての生き方や歴史をレスタトに請うも「お前は俺が一生面倒をみる!そんなことは気にするな!」の一点張りである。駄目だこいつ不安要素しか見当たらない。クロウディアがいる間はそれでも一緒にいたのだけど、ついに怒髪天の時が来て別れ別れに。その経緯をインタビューの間延々と愚痴っているのが一冊目、THE・閻魔帳。でも、なんだかんだで戻ってきたのは愛ゆえか。レスタトには勿体ない…。




クロウディア
・子供・成長しない
五歳になるかならないかでヴァンパイアにされた少女。子供ゆえに狩に躊躇いはなく、その手口はレスタトから褒められるほど鮮やか。しかし頭と心が成長するにつれて、成長しない体と自分自身の存在に疑問を持ち、苛立ちを募らせる。怒りの矛先がレスタトに向いたのが崩壊の始まりだが、後に見つかる日記で、むしろレスタトを愛して仕方なかったのではないかと思わせる手記が見つかる。成長しない体であまりにも完璧な二人の間にいることは、人形のような美しさを持つとはいえ、心が大人の女性に変化した少女にとっては辛すぎたのかもしれない。「このどうしようもない体で」と、どこかで零していたように。



アルマン
・創り主いわく壁画の天使・誰?・ていうか誰?
映画だと長髪のおじさんだったのに原作のが十七歳の少年設定で、家主は一瞬どうしたらいいのか分からなくなった。まさに天使、氷の美貌。だがしかしツンデレである。
レスタトと別れたルイと数年行動をともにするが、気になってたのはレスタトの方だったようで、レスタトが隠居生活始めてからちらちらと様子見にくる。なにこの可愛い子。ていうか何故レスタトそんなにもてるんだ、おかしいだろうが絶対。
自分をヴァンパイアにした師を何百年と待ち続けていた健気な子であります。再会しても、もちろんツンデレです。


レスタト奪回の回は、美形だらけでどこを向いたらいいのか分からない。一瞬き十人ぐらい。どんな集会だよ。
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