色々と。ネタ帳だったり日記だったり。
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計画的ラノベ
 
 『404 Not Found』 …法条 遥

 という本を読んだんですね。
 
 作家を志していて、ストーリー展開をもっと面白くしたい、とか、そんなところに興味を持っている方は読んでみて損はないと思います。だがしかし、後味は最高に悪いけどな。

 
実際、感想がここまでまとまらなさそうなのも珍しい。
 
ネタバレ回避がしごく面倒な作業になりそうな内容なので折りたたみます。↓


 一言で言えば、「にゃんたんのゲームブック 」。

 最近、殆ど全ての物語の原型は、小学校の図書館に置いてあるんじゃないかと思うんだが。
 それはそうとして、設定上仕方ない←この世界では何やっても「仕方ない」)とはいえ、池上は段々夜神月に見えてくるわ、九条はラノベにありがちな美少女だわ(すなわち、長い黒髪・家柄が由緒正しい・異能の持ち主・喋り方が「私は〜だ」「君は〜なのか?」)、瞳が紫に発光して未来を読むってどんだけテンプレ設定なんだよ。と、思って、中盤まで九条が出てくる度イラッとしながら読んでたんですが、後半はそんなキャラ設定は分かってても放り出さなければやってられない、ベクトルがあらぬ方向に曲がってしまったようだ。

 なんぞこの美少女ゲー。(^^)

 批評でもなんでもないです。そのままです。ネタバレとしか言いようがない。ふざけてんのかと言われそうですが、だってそうなんです。

 主人公の、主人公による、主人公のための、まさに自作自演。質が悪いことに、自演していることにさえ気付いていない。商売あがったりです、防御の取りようがありません。オワタ。
 この世界の最大の不幸は、主人公が馬鹿だという一言に尽きるでしょう。馬鹿なので論理的看破など出来ず、しかしそうなると、人格的に優れているという主観に頼ざるを得ません。だからこその美少女ゲー。無駄に頭の良い池上がカワイソス。そら人格も放棄したくなるわ…。

 「飾らない」「普通」の有馬に、描写されているほど魅力を感じず、逆にムカついてきた私は正常なので、この世界ではモブかそれ以下であるかと思われます。有馬ほんとイラつくんだよ。「普通」が天然素材の才能、だからなんだと。努力もせずに普通が一番とか阿呆かお前。かといって池上が良い奴かと言うと、彼は新世界の神になったし。有馬あいつあんなに馬鹿なのにトゥルーエンドなんて迎えられるのかね。池上の言ってたエンディングが真の「正解」なのだとしたら、有馬は男として最低の部類。私的ピンクの栞は「九条が最後まで有馬を好きにならない」か、「有馬が最後まで九条を好きにならない」かのどちらかでしかないと思うのだけど、「九条が最後まで有馬を好きにならない」は、ループの可能性大有りなので、やっぱり「有馬が最後まで九条を好きにならない」だと思う。かつ、「他のキャラを攻略せず」に、「全てのイベントをスルー」し、「卒業する」こと。そうすれば、よしお、じゃなくて池上が迎えに来てくれるはず。誰も死なない最高のエンディングだとは思わんかね。本当の幸せはお家の中にあったんだ!
ちなみに俺は藤崎栞になど目もくれず、毎日毎日あいつに漬物石の話が出るまで電話をかけ続けた。…っは、それではもしかして、池上が女だったというエンディングもあったりとか?着地点ないぞ、この話。

池上のために終わらせてあげて、と読んだ人ならみんな思うんじゃないか。有馬の願望かどうなのか謎だが、厨房の妄想に巻き込まれた彼は、しかし決して大人ではないのだから。
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