色々と。ネタ帳だったり日記だったり。
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にがつ

 

 目で見たものと同じものを、他の人が見れたらいいのにね。

 どんな言葉でもってしても、視覚と痛覚以上には語れないから。百の説明をするよりも見た方がいい。

 遠い場所で起きた悲劇や不幸、矛盾と思われるもの、人の口からは語られないもの、沈黙されるもの。

 何が起きたかを全神経で感じることができれば、「理解した」ことになるだろう。でもそれは多分、耐え難い痛みを伴う。

 

 『子羊を逃がそうとゲートを開けたわ。でも、子羊たちは全然逃げないの 』

 一頭を連れ出して逃がそうとした。だけど羊は子どもの腕には重く、数キロで捕まえられた。子羊は殺された。

 羊たちの沈黙、の主人公の回想シーン。何故博士がクラリスに子供の頃の話をさせたか知っている?彼女にとって、それが一番思い出したくない記憶だったから。

 

 DVDを見ていると、とりわけ「WHY?」の部分が重要な話に引き込まれる。「何故」なのか。それは言として語られず、周囲の様々な関係性の中で、徐々に表面に浮き上がってくる。そしてそれが物の輪郭を伴って、初めて彼等は理解する。「何故」なのか。自分の目で見ているものだけが真実なのではない。

 

 笑顔だと思っていたのが泣き顔だったかもしれないのに。

 そんな風に言ったのはアンジーだったかしら。

 だから、そう。人の心を自分の秤で計ろうとしてはいけないと、そう思っている。

 

 全然逃げない羊たちにも夜明けが来て、柵の上にも陽は照ったかしら。

 答えはない。まだ、ない。

 

 *

 

 バイオハザードと、遠藤周作原作の「沈黙」が見たい。

 時間が取れなくてなかなかゆけぬ。どちらも見たいのだけど、立て続けに見たら色んな意味できついと思うので、やはり分けて見に行くべきか。「海と毒薬」はなんだったっけ。けっこうエグい感じだったような…。そういえば、第156回直木賞は恩田陸なんですね。既刊のを二冊程借りてるのだけれど、これも遅々として進まず。本のせいではなく、自分の目がしょぼしょぼするせいで。

日が昇るのと落ちるのと / - / -
カオス

 

 ヤフーの記事をさらっと読んだだけでも、アメリカの様相が混沌と怒りに満ちているのが伝わってきます。

 

 移民を排斥するというのなら、トランプ自身真っ先にアメリカ大陸を明け渡すべきだろう。

 アメリカは移民の国。移民によって複雑に形成された国、だからこそ誇りを持ち多様性を強みとするべきだったのに。このアホで間抜けでとんまな歴代ワースト最悪の大統領は、移民排斥と市場の回復を同時並行出来ると思ってるらしい。

 グーグルも、フェイスブックも、アマゾンも、アップルも、移民なくして成り立たない。国外の優秀なブレーンのもとに企業が根付いているというのに、こいつは市場もろとも国を破壊する気か。

 こいつを支持した連中は、何を期待したわけ?企業が倒れれば働く場所なんてなくなるが、そんな簡単な予想も出来ないアホなの?

 

 中東7カ国からの入国禁止令は、テロ組織に対する贈り物。>あのアホは市場回復はおろか、テロとの戦いにおいても完全に自滅する。今や、州政府がいたるところでトランプの暴挙を批判し、長年アメリカ国家に尽くしたベテラン高官が次々と辞任を表明する事態だ。120万票で敗北していたのが実質だったのに、選挙人制度自体を見なおさなければ、この先同じような事が起こる可能性がある。

 

 厨房みたいにツイッターでまくしたててないで、まっとうな意見があるなら公式の場で反論しろよ。お前仮にも大統領だろ。

 ほんとになんでこのアホが大統領になったのか、良識あるアメリカ人は恥じるばかりだろう。プーチンだけが一人勝ちの大喜びというところだね。

 

 

 

 

日が昇るのと落ちるのと / - / -